元徳稲荷神社前盆踊り

夏も終わりに近づいたある日曜日の夕暮れ時。
浴衣姿の私は、広大なグラウンドを前に呆然と立ちつくしていました。
うま「日程間違えたんだろ」

はい、日程間違えました。
本当は、毎年浜町公園で開催される「中央区大江戸まつり盆踊り大会」に行きたかったんです。
だけど、日にちを1日間違えてしまいました。
楽しみにしていたたくさんの屋台も、大きな櫓も、
大勢の踊り愛好家の姿もそこにはなく、
人気のないだだっ広いグラウンドがあるばかりでした。
子豚「盆踊りは昨日で終わっちまってたってわけさ」

と言って、こんなことで尻尾を巻いて逃げ帰るわけには行きません。
せっかく浴衣を着て遠くまで来たんだもの。
今からでも行ける盆踊りはないかな〜と探したところ、
ちょうどいい会場が見つかりました。
浜町駅から都営新宿線で二駅の菊川駅から徒歩約5分。
「元徳稲荷神社前」という会場の盆踊りを発見。
すぐさま浜町駅に引き返し、メトロに乗って・・・。

会場名

開催日:2025年8月23日,24日
場所:元徳稲荷神社前
訪問日:2025年8月24日

会場の様子

会場名の元徳稲荷神社「前」というのが薄々気になってはいたのですが・・・。

菊川駅から三ツ目通りという道を5分ほど歩き、左に入ったところが会場の「元徳稲荷神社前」。
「元徳稲荷神社」という小さな神社の前の道路が会場でした。
三ツ目通り側から櫓、複数の太鼓、模擬店の順に並び、
盆踊りとしては珍しい『100%勇気』が流れ、踊りを楽しむ人々と、
模擬店の周りで飲食を楽しむ人々。
町内のささやかなお祭り、と言った雰囲気です。

急なこととは言え、部外者がノコノコ入り込んでいいものやらどうやら。
急いでやってきた息を整えつつ、様子見も兼ねて小休止。
流れる曲は、どれも盆踊り会場では馴染みのない曲ばかり。
しかも振り付けはどうやらオリジナルらしい。
輪の中の人々はみんな上手に踊っている。
さーて、どうしたものか。
部外者がヌルッと加わっていいものやらどうやら思案していると、
「新曲」の『ウルトラソウル』がかかるとのアナウンス。
新曲なら、踊れないのはみんな一緒。
勇気を出して踊りの輪に加わりました。

そして、新しい扉が開く・・・・・・・・・ギィィィィィィ。

曲目

・100%勇気
・ニホンノミカタ
・恋するフォーチュンクッキー
・マツケンサンバ
・ウルトラソウル
・USA
・YMCA
・スカイツリー音頭
・オバQ音頭

途中参加のため、確認できたのはこれくらいです。
他の会場で使われている曲もありますが、
振り付けはほぼほぼオリジナルの個性的な踊りが多いです。
子豚「知ってるのは『オバQ音頭』くらいでした。」

ちなみに、新曲の「ウルトラソウル」は、手をハート型にするフリが入った、
とっても可愛らしい踊りでした。
うま:ウルトラソウルってそういう曲だったっけか?
子豚 楽しかったから全然おっけー

参加者層と会場の雰囲気

参加者は「地元の人」というより「近所の人」という感じ。
今時の東京で、まさか町中みんなが知り合いなんてことはないでしょうけれど、
小さな村の夏祭りを思わせるような、独特のノリと一体感。
共有されている「何か」。
オリジナルの踊りで盛り上がりまくる、濃密な空間でした。
子豚「いやいや、ほんとにもう、物凄く盛り上がったんだよ」
うま「確かに、みんながあんなにはっちゃけてる盆踊りはなかなかないよな」

このブログの性質上、踊りの話がメインになってしまっていますが、
地元の太鼓連の方々の叩く太鼓も素晴らしく、
司会進行のお兄さんの、本音が混じった軽妙なトークも面白く、
最後にいただいたカルピスのアイス、美味しゅうございました。
「こんな町で生まれ育ってみたかったな〜」とちょっぴり羨ましくなる、
そんな盆踊りでした。

まとめ

というわけで、今回は災い転じて福となった?
日程の間違いから新しい盆踊りに出会ったお話をお届けしました。
レポートというより日記っぽくなってしまった部分もありますが、
お楽しみいただけましたら幸いです。

いや〜、盆踊りの世界って、奥が深いですね。
ますます沼にハマっていきそうな今日この頃です。

そして・・・この個性豊かすぎる元徳稲荷神社前盆踊り、クセになりそう。
また来年もお邪魔していいかしら・・・と思案中。

会場情報

名称

元徳稲荷神社前

行き方

都営新宿線「菊川駅」A3出口を出て三ツ
目通りを5分ほど歩きます。
ファミリーマートを超えて、隅田川の手前の道を左に入ったところが会場です。
他,「森下駅」や「両国駅」からも歩けます。

設備

トイレ:三ツ目通りを渡ったところに公衆トイレあり。
喫煙所:「喫煙所」と書かれたバケツ有り
荷物預かり:無し
地面:アスファルト

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